相続を争続にしないために
- 2021/10/18
相続発生後に相続人の方にとって一番困ったことになる場合としては、相続手続きを円滑に進めていくことができない事とおっしゃられる方が多いです。
相続発生後にはやらなければならない手続としてはいろいろあります。
不動産の相続登記(不動産の名義変更)
預貯金の相続手続
有価証券の相続手続
死亡保険金の請求
準確定申告
相続税の申告
など、人によっては上記の手続き全てを行わなければならない方もいます。
これらの相続手続きを行う場合に共通して必要となるのが遺産分割協議書となります。
この遺産分割協議書は遺産の分割内容が決まれば書類を作成するだけとなるため、専門家に依頼をすれば専門家に遺産分割協議書を作成してもらうだけとなるのですが、場合によっては、遺産の分割内容が決まるまでにかなりの時間がかかることもあります。
それぞれの相続人の意見がありますので、その意見が合わない限り遺産分割の内容が決まらないことは珍しくありません。
その間、上記の相続手続きは基本的に止まってしまします。
相続手続きが進められなければ、預貯金を解約することもできないため、自分のお金を支出して立替えなければならないということもよくあります。
このようなことを避けるため、相続発生後に円滑に相続手続きを進めていくための生前の事前準備はとても大切です。
代表できなものとして遺言書の作成があります。
遺言書の作成に限らず、将来発生する相続手続きを円滑に進めていくために、事前の対策準備を検討されることがいいと思います。
相続発生後の相続手続きの相談に限らず、生前対策等のご相談にも対応しております。
まずはお気軽にお問い合わせください。