親に生前対策を気持ちよく始めてもらうには
- 2022/03/18
「元気なうちに遺書を書いておいてよ」と、親御さんに切り出せる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。大事なものとはいえ、遺書とはご自身が亡くなった後を想定して用意するものです。ある日突然子どもから遺書を書けと言われて、親が素直に応じられるかどうかは日頃の関係性にも大きく関わってきます。
生前対策の話を切り出すときは、1日で全てを決断させようと思わない方が吉です。まずは世間一般の話として「親が生前対策をしていなかったおかげで残された親族が大変な思いをしたようだ」などの話を切り出し、生前対策の必要性を認識してもらうのはいかがでしょうか。その際、配偶者や子どもなどはその場にいない方が良いでしょう。いずれ関わる話だとしても、余計な誤解を生まないようまずは親子の会話から始める方が吉です。
大切なのは、親の希望を聞いておきたい、家族間での不要なもめ事を避けたいという親や家族を想う気持ちを伝えることです。日頃から密にコミュニケーションを取っておくことも大切です。
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